383:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/10/17(水) 23:44:38.12 ID:QDYZe2q80
僧侶「ふむ。友人を魔物に連れ去られた方々と魔物の正体を調査しに来た方……」
僧侶「正直言いますと、前者は無謀としか」
魔法師「ですよね」
勇者「くっ……」
騎士「ところで白羽教会の使命とは?」
僧侶「調査ですね」
騎士「やはり魔物の?」
僧侶「ええ」
剣士「何で一人だけ待ってるの?」
僧侶「僕は予備人員だからね。何かあった時のために報告する役割もあるんだ」
騎士「何か、か」
僧侶「山の主を探しているのでしょう。それならこの中です。この奥が巣になっています」
魔法師「本当ですか!?」
勇者「……何で俺達に教えてくれるのですか?」
僧侶「さっきあなた達が言ったじゃないですか。探しているのでしょう?」
僧侶「それに、さっきから思ってる事があるんです」
僧侶「戻ってくるの、遅いなぁ、って」
騎士「いつから待ってるんですか?」
僧侶「随分前から。だから様子を見に行きたいけど、どうしようかって悩んでたんです」
僧侶「そこで丁度良いところに道連れが出てきたわけですね」
勇者「では、一緒に行くって事ですか?」
僧侶「ええ。ただ僕は危なくなったら逃げますので」
魔法師「危なくなったら私が脱出させますよ、みんな。気を引き締めて行きましょう」
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