389:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/11/20(火) 20:42:37.19 ID:US2xt2Oq0
剣士「……みんな止まって」
勇者「ああ。灯りを弱めるぞ」ボボッ
魔法師「いえ、強めて下さい」ゴオォッ!
僧侶「熱っ!」
魔法師「っとと、すみません」
勇者「強くすると見つかるだろ」
魔法師「相手は魔物ですよ。人間と同じと思わないで下さい」
魔法師「一方、私達は暗くなると動くにくくなります。明るくしないと、こっちが一方的に不利な状況になりますよ」
騎士「成る程。それは確かだ。見た感じ剣士くらいの歳だが、勇者よりは賢いようだ」
勇者「……文句は後で言うぞ」ゴォッ
僧侶「……っ!」
剣士「うっ……これは……」
騎士「休んでいる、ようには見えないな。僧侶さん、君の仲間ですか?」
僧侶「……そのようです」
魔法師「脈はないですね……」
勇者「僧侶さんの仲間は何人でしたっけ?」
僧侶「四人、です」
修道士A「……」
修道士B「……」
修道士C「……」
勇者「一人足りないな。もしかしたら、まだ生きているかもしれない」
僧侶「……」
剣士「……あれ? じゃあ、さっきの物音は?」
魔法師「生き残りの方でしょうか。いえ、でもそれだと……」
騎士「ああ。あの気配は近くにいるはずだ。仲間がいるとわかれば出てくるはず」
勇者「隠れられる場所もないし、足音もない。やはり魔物か!」
僧侶「……ん? 何だろう、これ」
…ウジャ
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