461:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 21:27:54.94 ID:x76ntUOd0
盗賊「あぁ?」
修験者B「件の魔物の事は既にご存じと思いますが」
男「ええ。麦娘さんという方と一緒にいるのだとか」
修験者B「相手は魔物ですよ。そんな生易しいものじゃありません」
修験者B「何かしらの魔法か何か……を使って手籠めにしているのです」
男「何かしらの、ですか。あなた達もよくわかってないようですが」
修験者B「だから危険なのですよ」
盗賊「その前にだな、何でてめぇら教会の連中が出しゃばってきているんだ?」
修験者B「……民の生活を守るのも私達の役目ですので」
盗賊「ほう、殊勝なこった。だがな」
修験者B「?」
盗賊「麦娘には少し縁があってな。放っておくわけにはいかねぇんだ」
修験者B「しかしですね」
盗賊「ああ!?」
男「駄目だな。話が平行線だ」
盗賊「全くだ」
修験者B「私はあなた達に危険が及ばないように言っているだけです」
男「心配はありがたいのですが、俺らは行きますよ」
修験者B「……わかりました。では私達もすぐに準備しますので、ご一緒に――」
盗賊「断る」
男「えっ」
修験者B「……なぜですか?」
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