過去ログ - 女「ここが……異世界?」 #3
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492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/27(木) 01:41:58.91 ID:9ZBUy9Ep0
男「まぁ俺らは明日にでも一度宿に帰るつもりだが」

麦娘「ええ」

男「その前に色々聞いておきたい」
以下略



493:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/27(木) 02:30:11.09 ID:9ZBUy9Ep0
男「ほう。これは……」

麦娘「読めた? その通り、その時に助けにきてくれたのが盗賊なの」

盗賊「助けたわけじゃねぇよ」
以下略



494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/27(木) 03:38:16.37 ID:9ZBUy9Ep0
麦娘「まぁ、それだけってことでもないんだけどね」

男「と言うと?」

麦娘「こいつ、それから暫くの間、私を心配して私の部屋にこっそり話にきてくれたのよ」
以下略



495:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/27(木) 09:54:49.67 ID:XNDM495Jo
乙ー!
しっかしこの子はよく家出する子だなww


496:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 02:39:21.01 ID:8bnonW/50
麦娘「半年前の家出は、いつもみたいに変わり映えのない日々から逃げるためのものだったわ」

麦娘「だからこの草原をどこまで行けるか試してたの。もちろん非常食は持ってきてね」

盗賊「……」
以下略



497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 03:00:29.86 ID:8bnonW/50
麦娘「話がこれで終わってたらこの子とはそれっきりで、私も噂話を鵜呑みにしてたかもしれない」

麦娘「でも、そうならなかったのは、その時に草原牛の群れが走ってきたの。私に向かってね」

麦娘「後で巨人に教えてもらったけど、そこは丁度月に一回牛が縄張りを移動する道だったらしいの」
以下略



498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 03:23:45.66 ID:8bnonW/50
盗賊「……てめぇはなんで巨人にそこまで入れ込むんだ」

麦娘「さぁ、なんでだろうね」

盗賊「その教団の二人も、いつ麦娘を殺しにかかるかわからねぇんだぞ」
以下略



499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/08(月) 03:39:40.74 ID:8bnonW/50
男「そうか。よくわかった」

男「蝙蝠みたいな奴なんだな」

麦娘「蝙蝠? あの洞窟とかに住んでるっていう?」
以下略



500:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/08(月) 07:05:46.73 ID:boXA45xEo



501:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/06(火) 02:52:49.31 ID:KHNS9WBY0
(翌朝)

盗賊「世話になったな。蓮花の町にはこの方角で良いんだっけか?」

麦娘「ええ。まっすぐ行けば大丈夫よ」
以下略



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