503:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/06(火) 03:43:56.02 ID:KHNS9WBY0
――蓮花の町郊外
盗賊「やっと戻って来れたぜ。一日で行けるって言っても長ぇな」
男「でも草原の奥の方じゃなくてまだ良かった。馬でも二日はかかりそうだ」
盗賊「違いねぇ」
盗賊「……っと。テントが近付いて来たぜ」
男「ああ」
修験者A「……!」コソコソ
修験者B「どうしたんですか、先輩。……あぁ、彼らですか」
修験者B「ご無事で何より。今お戻りですか?」
盗賊「ああ。おかげさまでな」
修験者B「どうでした?」
男「それが、見つかりませんでした。そのせいで余計に進んでしまって、戻るのがこんな時間になってしまったんですよ」
修験者B「そうでしたか。しかしそれは運が良い。巨人の魔物は凶暴ですから」
盗賊「草原の雑魚くらいは何とかなったんだがな」
修験者B「ほう」
男「折角なので、町でまた少し情報を整理しようかと。それから再び探しに行こうかと思っています」
修験者B「やはり、行くのですね」
男「縁もある仕事ですから」
修験者B「私達は四日後に彼女を訪ねるつもりです。そろそろ何とかしないといけないですしね」
修験者B「もし良ければ、その時に同行してはどうでしょう」
男「そうですね。……考えておきましょう」
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