62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/08/20(土) 01:06:08.82 ID:2FSGK+/b0
勇者「……」
男「……」
幻術師「……私の命をもらうだと?」
錬金師「ああ、そうだ」
錬金師「俺は俺の弟子を殺すつもりなど、さらさら無い。道を外せば俺が正し、俺を殺すつもりならば軽くあしらってやる」
錬金師「それが師としての務めではないか」
幻術師「私を殺す事で、お前の弟子の道を正す。そう言いたいのだな?」
錬金師「他に何があると言うんだ?」
幻術師「ふふ……ふはははっはははっ! 若造如きが私を倒せると思うてか!」
錬金師「……」
幻術師「確かにお前は私が封じられて以来ただ一人、私の幻覚から逃げ果せた。しかし、それまでだ」
幻術師「封印された状態では、私の力は半分も出していないのだ」
錬金師「知っている。広範囲系幻覚魔法は、範囲の広さだけ効果が薄れる事もな」
幻術師「ほう。三十五年も経っていれば、幾分か勉強は出来たみたいだな」
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