71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/08/20(土) 04:24:33.96 ID:2FSGK+/b0
錬金師「“セクタ”! “ブレフィ”! “ブレフィ”!」
幻術師「っ!」
幻術師「……ハッ、どうやら何も起こっていないようだが」
錬金師「強化魔法というものくらい知っているだろう。教えてやる。今のは索敵魔法、そしてそれを二重に強化した」
幻術師「自らの感覚を鋭くしたわけだな」
錬金師「良いハンデではないか?」
幻術師「姑息な真似を……良いだろう。自ら枷を付けた事を後悔させてくれる!」
男「はぁ……はぁ……このくらいで良いか?」
勇者「ああ、多分。しかし解毒剤って、何のだろうか」
男「それよりも、本当に大丈夫だろうか」
ズガババドドガッガガガッ!!!!
男「何の音だ!?」
勇者「始まったんだ。錬金師さんと幻術師の戦いが」
勇者「色んな魔法の音が混ざり合ってる……錬金師さんは本気だ」
男「だが、二人分の魔法でここまで複雑な騒音なんて……」
勇者「錬金師さんが大魔法使いの称号を得た理由は何だと思う?」
男「膨大な魔力じゃないのか?」
勇者「それもある。しかし、要となったのは短縮詠唱の才とも言われてるんだ」
男「……何?」
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