766:名無しNIPPER[sage saga]
2015/04/15(水) 23:04:24.42 ID:pt44Gv6b0
青竜「大陸の人間は剣術特化、魔法特化ばかりと思っていたが……」
青竜「よもやその中で器用に両方使う者がいるとは」
青竜「ただ素早いだけと思っていたが、評価を見誤っていたようだ」
騎士「今の……魔法か……!」
騎士「勇者、大丈夫か?」
勇者「ああ。腕をやられた。そっちは脚か」
騎士「小さいのが一発だ。私なら動ける」
騎士「しかし、今のが噂の……。厄介だな」
勇者「ああ」
青竜「何か相談か?」
騎士「……そうだな。今のは、不意を突かれた」
青竜「何?」ピク
勇者「まさかお前も魔法を使うとはな」
勇者「だが、今ので終わりじゃないよな? 俺達はまだ動けるし、戦えるぞ」
青竜「ほう……ほう! それ程までに死にたいか!」
青竜「この青竜に挑発をするとは!」ポワンッ
ポワンッ ポワンッ
ポワワワワワワワッ
騎士「うっ、あの水滴の量、かなりまずいぞ」
勇者「さっきのもあの水滴が飛んできたんだろうな」
勇者「挑発もした。剣を交えた。そろそろ退くぞ」
騎士「それが良いだろうな」
青竜「逃がすかぁ!」ピシュシュシュシュッ
勇者「っ! “火炎壁”、間に合え!」ゴォオオッ
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