882:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 00:15:57.42 ID:pCA3yU820
…シーン
白姫「……」
「……以上で白姫様の言葉は――」
ウオォォオッ!
魔法師「何あれ! 白姫様、昔あんなのじゃなかったよね!」
魔法師「何て言うか、しっかり王様してるって感じ!」
勇者「だな。目標と依頼を提示することで激励としては効果的だったかも」
魔法師「何冷静に分析してるの!?」
男「歴史の話は別にいらなかったかもしれないな」
魔法師「なんで!?」
盗賊「情に訴えた方が良かったんじゃないのか?」
盗賊「ほら、さらっと流されたけど、父親殺されているんだから」
魔法師「えぇっ!?」
魔法師「あれ、私がおかしいの?」
ワァァアアッ
剣士「魔法師はおかしくない」
魔法師「合流するの遅かったね。どうしたの?」
剣士「人が多くてだな……。一度はぐれるだけでまずいぞ」
魔法師「あー……」
剣士「この歓声、周りの表情、殆どの人がしっかり鼓舞されている」
剣士「私も少しグッときた」
魔法師「だよねぇ。なのに、勇者達は何で……」
剣士「男さんと盗賊はともかくとして」
魔法師「別にするんだ。わかる気はするけど」
剣士「勇者様と姫様は幼馴染みだからな。昔から妹みたいな存在らしい」
剣士「私も勇者様ほどではないが、昔からの付き合いがあるからな」
剣士「優しい姉の立派な姿を見ているようで、感慨深い」
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