897:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 00:23:52.87 ID:pCA3yU820
勇者「……つまり、こういうことか」
勇者「簡単な演技をして、本当に役割を遂行できるかを見る、と」
騎士軍長「そういうことだ」
騎士「私はキミ達みんな知っているから別に良いのだけれど」
白虎隊長「俺達はそうは行かない。重要な役割を持つ者は、相応の実力がなければな」
白竜隊長「それに異論はない」
白光隊長「後ほど話しますが、実は今回懸念すべきこともありますしね……」
白陽隊長「へぇ、それはなおさら遊撃隊の実力が必要そうだね」
白鳥隊長「初めて見る三人の実力にも純粋に興味があるけどね」
騎士軍長「我々騎士隊長一同は、勇者、お前のことを戦士として認めている」
騎士軍長「勇者の証を与えられる前からだ」
勇者「……ありがとうございます」
騎士軍長「それ故に、ひとまずはお前の選んだ仲間を遊撃隊として認めた」
騎士軍長「だが、ここの演技にて認めるに値しないと評することがあれば」
騎士軍長「我々は遊撃隊なしで戦争に挑むつもりだ」
勇者「それは、俺達がいなくても勝てる自信があるということですね」
騎士軍長「無論。この天翔る白き翼の一角獣隊が動いている以上、負けることはありえない」
騎士軍長「だが、遊撃隊が上手く機能すれば、早期に決着がつく算段であるのも事実だ」
騎士軍長「この差は大きい。とだけは言っておいても良いだろう」
勇者「……わかりました。みんなは、それで良いか?」
剣士「問題ない」
魔法師「……」コクッ
盗賊「要するに、すげぇと思わせれば良いんだろ?」
男「どのみちやるしかないんだろう?」
騎士軍長「決まったな。では、頼むぞ」
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