過去ログ - 幼女「ゆーたっ!」「ぼくは魔法使いだよ」
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202: ◆ackVh57YJ.[saga sage]
2011/05/08(日) 23:22:41.81 ID:8m5zVbbi0


ガヤガヤ

宿を出てすぐ、ぼくらは大通りの前にいた

「うわぁ……すっごい人だなー」

幼女「ひと、いっぱい!」

「あ、ルー。ちゃんと手繋ごうね」

幼女「うんっ!!」

傭兵「おう、お前等。この辺の土地勘はまったくねんだから、俺様から離れるんじゃないぞ?」

「はい、わかってますよ」

ミリア(……わらわたちを襲った奴等、奴等もこの辺りにいるのだろうかの)

(どうだろ、奴等がぼくたちと同じヘマをしたとは考えづらいけど?)

ミリア(ぬっ!! わらわが情けないヘマをしたというのかっ!?)

(べ、別にそこまでは……)

ミリア(むぅ……まぁよい、くれぐれも気をつけるのだぞ)

(……ぼくは大丈夫だと思うけどなぁ)

盗賊「わ、悪いっ。待たせた」

「あ、盗賊。……ってあれ、そのコート」

盗賊は、初めて出会ったときに着ていた、ブラウンのコートを羽織っていた

それは度重なる不運によってボロボロではあったが

盗賊「やっぱりよ、何だか記憶の手がかりになりそうだし」

盗賊「それに、とっても大事なものの気がするんだ、流石にマフラーは暑いからやめたけどな」

傭兵「ふぅん、そんなもんかねぇ」

幼女「ね、ね! はやくいこー?」

「ああ、まってよルー」

傭兵「あ、待てよお前等。どこ行くかわかってんのかぁっ!?」



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