過去ログ - 幼女「ゆーたっ!」「ぼくは魔法使いだよ」
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322: ◆ackVh57YJ.[sage saga]
2011/06/12(日) 16:06:20.41 ID:Mm2kXuWRo

侍さんが先行し、その後ろをぼくがついて行く

大太刀を背にかけているにも関わらず、物音一つ立てない

その背中を見ながら、ぼくは息を殺して進む

しばらく進むと、ふと侍さんが立ち止まった

侍「この辺りでござる」

もう一度耳を澄ますと、微かに話し声が聞こえた

声が聞こえるほうに視線をやると、隙間から何かが見えていることに気づく

?「あーあ、また――――。」

誰かがいる、誰かが誰かと話している

否。それは話し声と言っていいかどうかもわからない

一方的な台詞だった

侍「ッ!? 待つでござるよ、勇者殿!」

頭に血が上って、呼吸が荒くなって、何も考えられなくなったぼくは

侍さんを押しのけて通路から飛び出した

?「あれれ? おにいさん、脱走してきちゃったんです? 駄目じゃないですかぁ」



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