過去ログ - 幼女「ゆーたっ!」「ぼくは魔法使いだよ」
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378: ◆ackVh57YJ.[saga sage]
2011/06/30(木) 19:43:31.23 ID:iDGsEKo0o

侍「いかぬいかぬ……はやく瓦礫の中より勇者殿のご友人を助け出さねば」

とそこまで呟いて

侍「あいや待たれよ……、…………」

ジョリジョリと顎鬚をさすりしばし思考

侍「……いないでござる」

せめて死体だけでもと考えたが、それすらも叶わず

侍「拙者の六感も鈍りだしているのかもしれんでござる」

情けなくため息をつく、さきほどまでの彼とは打って変わった様子

なぜなら、今は格好良くみられる必要がないからだ

侍「うむむ……」

更に思考し

そして感じる違和感

侍「なるほど、あっさり手を引いたと思えば」

忌々しげに呟く

侍「閉じ込められた、というわけでござるか」

世界が歪み、ぼやけたように曖昧になっていく

孤立した空間内で、男は一人、取り残された



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