過去ログ - 幼女「ゆーたっ!」「ぼくは魔法使いだよ」
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459: ◆ackVh57YJ.[saga sage]
2011/09/03(土) 21:52:47.38 ID:jXQhu2Mko


傭兵「剣筋が甘い、簡単な挑発に乗るな、そして」

身を屈め、敵の攻撃を避けた傭兵は狐面の胸倉を掴む。

傭兵「ボディーががら空きだぜ!!!」

そして強烈なストレート。

硬く握り締められた拳は狐面の顎を打ち据え、その体を空に投げ出した。

コキ、コキ

傭兵「さぁて、次はどいつだ?」

狐面7『くっ……こいつ』

狐面4『慌てるな、まだ数ではこちらに利がある。詠唱を始めろ! 奴を近寄らせるな!』

狐面5『あぁ!』

リーダー格の狐面が指示を出す、そして彼等は陣形を整えようと……。

した

狐面6『っ!? なんだこれは!』

しかし、足がまったく動かせないことに気づき、うろたえる。

薄紫色の結晶が、彼等の足をその場に繋ぎとめているのだ。

「ふぅ、結構疲れるんですよ、これ」

勝ち誇ったように物陰から現れる少年。

勿論、ぼくだ

「無駄に目立つ傭兵さんに、囮になってもらう作戦は上手く行ったようですね」

傭兵「無駄は余計だ無駄は」

幼女「ゆーたぁっ!!」

盗賊「ゆ、勇者、お前……」

「ごめんね、真っ先に駆けつけたかったんだけど、そういうわけにも行かなかったから」

狐面7『糞ッ! お前も魔法使いか!?』

「そう、その通り」

狐面4『うろたえるな! 詠唱を続けろ!』


傭兵「そうはさせないぜ」

一瞬で詰め寄った傭兵さんが、不敵に呟く

その手にはバスターソードが握り締められていた

狐面5『っぐぅ……!』

傭兵「詰みだな」

「罪だね」

そうして、三人分の悲鳴がその町に響き渡った


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