過去ログ - 幼女「ゆーたっ!」「ぼくは魔法使いだよ」
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462: ◆ackVh57YJ.[saga]
2011/09/05(月) 00:02:26.96 ID:sPpJjFTWo



――旅の道中

人外との遭遇

智の国の部隊による襲撃

そんな事件があった日から既に三日

ぼくは暑さと緊張感からくる汗を、拭うこともできないまま剣を構えている

「はぁっ……はぁっ……」

傭兵「どうした少年? もう終わりか?」

「まだ、まだぁっ!!」

「うぉおおおお!」

薄紫色をした直剣、勿論ぼくが作り出したものだ

店で売っていた鋼の剣も、あるにはあるのだが

如何せん、ぼくごときの筋力では振るうことさえ儘ならなかった

情け無い

傭兵「狙いが甘い! 剣先もぶれている!」

「はぁあっ!!」

傭兵さんも剣を構えている、それはぼくが今使っているものと同じ、結晶の剣だった

訓練なので真剣を使うわけにも行かず、しぶしぶぼくが作ったものだ

普段使っているバスターソードとは重量もリーチもまったく違うはずなのに

ぼくより何倍も上手く扱う。憎たらしい

「てやぁ!」



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