過去ログ - 傷つけたからこそ知ることが出来た三葉
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/10(火) 23:46:43.06 ID:/YiF/qzr0

○ ○ ○ ○ ○


唯が予約した居酒屋は駅から走って5分くらいのところにあった。
近いようで、遠い。

電車が駅へ着き、ドアが開くと同時に駆け出す。
駅の構内はやたらと人が多かった。
別に少しぐらい遅れたって、あの2人は許してくれるだろうに。
どうして私は走っているんだろうか、と走りながら思った。


別に今に不満があるとか、梓に対して不満があるとか、
もっと先を目指してるとか、そういうことじゃなくて。
ただ単に思うんだ。
これからどうなるんだろうって。
これからどうなっちゃうんだろうって。
どうしてこうなったんだろうって。

そうすっとちょっと自分から意識をそらしたくなるんだ。
ほんの少しだけ。
自分のこと以外のことを考えたくなんの。
で、考えはじめるわけだよ。

最初に浮かんでくるのは梓のこと。



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