過去ログ - 箒「私が一夏と結ばれるためには――――」
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200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/20(土) 13:46:39.50 ID:KZvXagcm0
 紅。

 それはその一言に尽きた。

「えーっと……ハイ、専用機持ちの人は各種データを取るので、自由時間が終わったらこちらに来てくださーい」

 瑞々しいまでに紅。
 毒々しいまでに紅。
 禍々しいまでに紅。

 神々しいまでに、紅。



 篠之乃箒が付けている、真っ赤なチョーカー。
 名は『紅椿(あかつばき)』という。



 首輪のようにがっちりと首を包むそれに、誰もが視線を注ぐ。

「……ふん」
 
 ただ一人、織斑千冬だけが目を向けず空を仰いだ。




 IS学園臨海合宿――


 織斑一夏の目は、未だに覚めていない。



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