過去ログ - 一夏｢ｼｬﾙが俺の幼なじみだと…?｣
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243:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/05/10(火) 08:31:18.04 ID:yjrqvE9AO
――――――――夜・1025室

ｼｬﾙ｢わぁ、すごい！｣

一夏｢なにがだ？｣

ｼｬﾙ｢くじ引きで当たった目覚まし時計だよ。録音した声をアラームにできるみたい｣

一夏｢そりゃすごいな｣

ｼｬﾙ｢ねぇねぇ、僕の声をアラームにしていい？｣

一夏｢別にいいけど真面目にやれよ?｣

ｼｬﾙ｢一夏、朝だよ。起きて！｣

目覚まし『ｲﾁｶ ｱｻﾀﾞﾖ ｵｷﾃ！』

ｼｬﾙ｢どうかな？｣

一夏｢それでいいよ｣

ｺﾝｺﾝ

一夏｢…こんな時間に誰だ？｣

『私だ。入るぞ』

一夏｢千冬姉か。…あ、そうだ財布！｣

ｶﾞﾁｬｯ

千冬｢遅くにすまんな。一夏、財布を返しにきたぞ。ほれ｣ﾋｮｲｯ

一夏｢どうせ空なんだろ？｣ﾊﾟﾁｯ
一夏｢……｣

ｼｬﾙ｢どうしたの?｣

千冬｢…｣ﾆﾔﾘ

一夏｢諭吉が…40人いる！｣

ｼｬﾙ｢えええ？｣

千冬｢どうだ、満足か？｣

一夏｢満足も何も、この勝ち方は異常だろ。何かあったのか？｣

千冬｢今日の勝ちはコイツのおかげさ。コイツを肩に乗せてからは大フィーバーの連続だ｣

豆しば｢…｣

一夏｢げ！｣

一夏(そういや財布の中に入れっぱなしだったな…)

一夏｢千冬姉、その…｣

千冬｢この件は不問にしてやる｣

一夏｢ホントか！?｣

千冬｢ただし、コイツは私のペットにする｣

ｼｬﾙ｢そんな〜…｣

豆しば｢ねえ、知ってる?｣

一夏｢なんだ｣

豆しば｢犬にも飼い主を選ぶ権利はあるんだよ。バイバイ｣

千冬｢…だそうだ。では明日、学校でな｣ｶﾞﾁｬｯ　ﾊﾞﾀﾝ

ｲﾁｼｬﾙ｢…｣

一夏｢……寝るか｣

ｼｬﾙ｢………うん｣

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