過去ログ - 人を救った偽善者と人を殺した正義の味方
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20:1 ◆TyXhq8/md2[sage saga]
2011/05/02(月) 18:08:35.01 ID:NvD2XyXg0
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夕食時の空気が重かったのは言うまでも無い。
にも拘らず、「今日は士郎が当番だっけ。この焼き魚美味しいねー」と、藤ねえはいつも通りだった。

「じゃ、お姉ちゃん仕事残ってるから帰るよ。ごちそうさまでしたー」

「おそまつさまでした。仕事しっかりやれよ、藤ねえ?」

「言われなくてもさっさとやっつけちゃうよ。あと、」

こっちに顔を近づけてくる藤ねえ。内緒話か?

「夕食の空気悪かったけど、あんたまた何かしたの?」ヒソヒソ

ぐっ、と固まる。この虎、意外に鋭い。

「…いや、何も」ボソッ

ふーん、と明らかにこちらを疑う目。

「まぁいいけど。鈍感ーとか、朴念仁ーとか、言われないよう気をつけなさいよ?」

「大きなお世話だ。さっさと帰って仕事終わらせてこい」

ほーい、と言って出て行く藤ねえ。あれでも教師なんだよな…。

「さて、居間で作戦会議だな」

久しぶりの緊張感。俺は玄関に背を向け、居間に向かった。



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