過去ログ - 人を救った偽善者と人を殺した正義の味方
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6:1 ◆TyXhq8/md2[sage saga]
2011/05/02(月) 17:56:20.50 ID:NvD2XyXg0
『その時と同じようなことを上の人から言われちゃいましてですねー』

ふむふむ。話が見えてきた。つまり、

「用は、また少し『外』に行ってろって事ですか」

『物分りがよくて先生助かりますー。あっ、出席日数は心配ないです。公欠なので。行き先のチケットは郵送でそろそろ…』

その時、ガタンと郵便受けに何かが入る音。…ナイスタイミング、か?

『ちょうどよかったですね。それではー』ガチャリ

廊下で話していたせいか、郵便物が来た音が聞こえていたようだ。

「まさか盗聴されてねぇだろうな…」

軽く戸締りを確認しつつ封筒を開くと、二枚のチケットと書類、そして…手袋?
まぁ先ずは行き先の確認である。

「場所はっと…冬木? 聞いたことないな」

新しく合併でもされたのかな、とか思いつつ次に書類の確認。

「下宿先は下記の住所を訪ねてください、か。旅館じゃないんだな」

まぁ統括理事会が指定する辺り、学園都市に理解のある人が住んでいるんだろう、と予想する。

「戦争も終わったし、楽しい旅になる、よな…。っと、悩んでも仕方が無いな。インデックス、食べるぞー」

詳しい事は今度先生に聞こうと考え、余計な思考を断ち切り夕食を始める。

後から思った。つくづく人生って何が起こるか分からないもんだな、と。



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