26:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:31:12.10 ID:ZUdevGeYo
まどか「でね、その吸い上げた感情を体内でグリーフシード化させて、その魔翌力で世界のアンバランスを直しているんだけど」
さやか「反応もされないか……さやかちゃんは寂しいよ」
まどか「これって、私の能力に似てない?」
27:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:31:38.93 ID:ZUdevGeYo
まどか「で、この魔獣。どこから来ていると思う?」
さやか「……何処からともなく沸いてくるよね」
まどか「そう!世界のアンバランスさを直すために、人間の感情が必要だから、当然だよね!」
28:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:32:05.48 ID:ZUdevGeYo
まどか「それで、時空間を越えて存在する魔獣だけど」
まどか「そうやって大量生産されてる物というのは製造する工場があるでしょ?」
まどか「魔獣にとっての工場は概念なの。魔獣が存在するという概念から作られているの」
29:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:32:35.06 ID:ZUdevGeYo
さやか「……分かりました。そういえば今のわたしの前に概念そのものが座ってました」
さやか「まどかも概念だけど人の形を保ってるよね……形があるしさ、転校生と抱き合ってたしさ」
まどか「さやかちゃん鋭い!魔法少女でも存在の次元を上げれば概念に干渉できるの!」
30:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:33:05.43 ID:ZUdevGeYo
まどか「だから、工場である概念を滅ぼせば、魔獣は現れなくなるの」
まどか「でね、魔獣は『感情を体内でグリーフシード化させる』って言ったけど」
まどか「それってつまり『感情を絶望に変えて魔翌力にする』ってことだよね」
31:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:33:33.63 ID:ZUdevGeYo
まどか「……私、実は魔女なの。世界再構成の時に背負った絶望に負けちゃった」
さやか「……へっ?どう見ても完全に人間……いや、概念じゃん」
まどか「そうなの。私は今魔女じゃなくて概念なの。なぜなら私が作り出した願いが私すらも魔女にさせてないから」
32:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:00.53 ID:ZUdevGeYo
さやか「……難しい話すぎて訳が分からない」
まどか「分かって無くても進めるね。魔女としての私の存在が、魔女として存在できない代替として魔獣を生み出しているの」
まどか「だからね、魔女としての私の存在=魔獣の概念なの」
33:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:28.20 ID:ZUdevGeYo
さやか「……どう違うのさ?」
まどか「前者は『肉体が世界に存在することを許されていない』概念で、後者は『肉体が存在しない』概念」
さやか「ああ……変化しても常に0を掛け続けられているのと、最初から0のままなのの違い。だから結果が同じなのか」
34:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:56.14 ID:ZUdevGeYo
まどか「さやかちゃん、確認したいことがあるの。ほむらちゃんの再構成後の武器って何だか覚えてる?」
さやか「弓。盾じゃなくなってた」
まどか「私とそっくり!」
35:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:35:46.94 ID:ZUdevGeYo
まどか「じゃあ、それを踏まえてみて欲しいものがあるの。リモコン取って」
さやか「はい」
まどか「付けるね」
36:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:36:22.13 ID:ZUdevGeYo
まどか「私が低次元の存在に干渉できないのはさっき説明したよね?」
さやか「うん……」
まどか「じゃあ、何故私はほむらちゃんに干渉できたんでしょうか?」
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