31:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:33:33.63 ID:ZUdevGeYo
まどか「……私、実は魔女なの。世界再構成の時に背負った絶望に負けちゃった」
さやか「……へっ?どう見ても完全に人間……いや、概念じゃん」
まどか「そうなの。私は今魔女じゃなくて概念なの。なぜなら私が作り出した願いが私すらも魔女にさせてないから」
32:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:00.53 ID:ZUdevGeYo
さやか「……難しい話すぎて訳が分からない」
まどか「分かって無くても進めるね。魔女としての私の存在が、魔女として存在できない代替として魔獣を生み出しているの」
まどか「だからね、魔女としての私の存在=魔獣の概念なの」
33:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:28.20 ID:ZUdevGeYo
さやか「……どう違うのさ?」
まどか「前者は『肉体が世界に存在することを許されていない』概念で、後者は『肉体が存在しない』概念」
さやか「ああ……変化しても常に0を掛け続けられているのと、最初から0のままなのの違い。だから結果が同じなのか」
34:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:56.14 ID:ZUdevGeYo
まどか「さやかちゃん、確認したいことがあるの。ほむらちゃんの再構成後の武器って何だか覚えてる?」
さやか「弓。盾じゃなくなってた」
まどか「私とそっくり!」
35:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:35:46.94 ID:ZUdevGeYo
まどか「じゃあ、それを踏まえてみて欲しいものがあるの。リモコン取って」
さやか「はい」
まどか「付けるね」
36:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:36:22.13 ID:ZUdevGeYo
まどか「私が低次元の存在に干渉できないのはさっき説明したよね?」
さやか「うん……」
まどか「じゃあ、何故私はほむらちゃんに干渉できたんでしょうか?」
37:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:37:02.79 ID:ZUdevGeYo
まどか「その証拠に、ほら……ほむらちゃんの黒くて大きいの、どんどん大きくなってく……」
さやか「うわぁ……」
まどか「……何でもないよ、何でもないの」
38:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:37:38.87 ID:ZUdevGeYo
さやか「でも元の世界はどうすんのさ?」
まどか「私とほむらちゃんでアダムとイヴ!」
さやか「……」
39:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:38:07.43 ID:ZUdevGeYo
まどか「渡した時は既に私がクリームヒルトを矢でブチ抜いた後だし、世界から私の存在が消滅する前というわけでもない」
まどか「ということは私は概念だけの状態のままほむらちゃんにリボンを渡したことになるね」
さやか「ん?それは無理じゃないの?」
40:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:38:35.58 ID:ZUdevGeYo
まどか「で、私の場合、存在の次元を上げたまま高次元の概念に成り果てちゃったけど」
まどか「ほむらちゃん、低次元の世界に戻って来れたよね」
さやか「……戻って来たね、再構成後の世界では私達と戦ってたし……」
41:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:39:05.62 ID:ZUdevGeYo
さやか「……あれ?まどかの魔女はどうするの?」
まどか「もう私が概念になった瞬間に魔女の概念は滅びたよ?」
さやか「……ああ、そっか。じゃあまどかの魔女が存在する代わりに存在した魔獣は?」
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