62:1[saga]
2011/05/08(日) 00:22:26.27 ID:qk+h51pSO
少女「そうそう。あれ以来、オモゴンは大分大人しくなった」
少女「反省している旨を聞いた時にも違和感を覚えたのだが、どうやらこいつは想像以上に発達しているようだ」
少女「怒られるでもなく、自らの行動が相手に不利益を与えたと判断し、それを悪いことだと認識」
少女「二回目の発生がないようにそれを大事な記憶として溜め込み、そこからの学習で欲望を節制する」
少女「思うに、オモゴンは産まれてより良心を持っており、共同体で生きる為に相手の表情や状態を把握し、その生来の心と照合を行い是非を確認することが可能なのではないだろうか」
少女「単純に見ても、人類の幼児程度の精神構造だ」
少女「これを学会に発表すれば一定の評価を得られるだけでなく、怪獣達の地位向上にも繋がるだろう」
少女「だが、我はしない」
少女「学者ではないし、自らの失禁地獄体験談を実験考察として世界に発表する自己犠牲義務はない」
少女「それに、孫がそのよう苦難を受けたと知れば、お祖父さまお祖母さまの心の臓が停止しかねん」
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