過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.10
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496:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2011/05/25(水) 19:06:13.46 ID:Cy/oB2fP0



「むちゃくちゃ可愛いじゃねえか!!!!!!」

「うひゃぁっ、ちょっ、おま何抱きついて」

「あーもう、可愛いなこん畜生!! 触らせろ舐めさせろ体中を吸わせろおおおおおお!!!!!」

「おかしいおかしいお前テンションおかしいって!!」

「あーもう何抵抗しやがる! パンツの匂いが嗅ぎづらいだろうが!!」

「ぎにゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」


数分後。
よれたメルルの衣装を着て仁王立ちをする少女と、その前で正座して俯いている青年。
哀れな図である。
そんな光景が、ここ高坂家において実現していた。
いやまあコスプレを除けば、我が家では割とよくある光景ではあるが。


「落ち着いたか変態」

「はい落ち着きました」

「で、何か言うことは」

「演技でもノリすぎると本気になってしまうことが分かりました」

「まず謝れよ! まだちょっと涙出てんだからよ!」

「済まぬ」


加奈子はぷいっとそっぽを向く。
ただの生意気な奴だと思ってたが、こうしてみると結構可愛い。
あと胸元のリボンがずれて、ちょっとピンクなのが見えてるぞ。
言うべきか言わざるべきか。
つうかこういうのって、中にもう一枚着るもんじゃないのか。
こすれたりしないのかな。


「まあ、反省したんならいいけどよ」


いいのか。
もし俺がお前の親御さんなら、まず通報してそれからどうするか考えるけどな。
しかし許してくれるというなら、それ以上のことは無い。


「ありがたき幸せ」

「ふん。……あとさ、他にしてほしいことは?」

「え? 他に?」


何だこいつ。
ついに奉仕精神に目覚めたか、気持ち悪い。
加奈子は一しきり思案した後、何かを思いついたような顔をしてこちらを向く。


「じゃ、記念撮影な」

「記念撮影って……」

「ほら、携帯貸せよ。カメラカメラっと。ほらっ、一緒にさ」

「一緒に、ねえ」

「もっと近づけよ、もっと」





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