過去ログ - 番外個体「ミサカはレベル4だから、レベル0のあなたを守ってみせるよ」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]
2011/05/04(水) 16:10:09.20 ID:hA2CjVPKo
仕事が終わった後、俺は第七学区の人気のない公園のベンチで、何もすることなく佇んでいた。

浜面「……なんもすることねぇな」

一言呟くと、俺はズボンの腰に挟んだ、黒くごつごつしたものを取り出す。

レディースの拳銃だ。

浜面「10月はじめに半蔵からもらったけど、結局使うことなかったな。使うことがあるほうが異常なんだろうけど」

半蔵とは俺がスキルアウト時代の仲間だ。

あいつは、慣れないぐらいがちょうどいい、とか言って俺にレディースを渡したんだっけ。それもそうだ。

浜面「ほんっと、なんもすることねぇな……」

俺は拳銃を腰に挟むとすぐ、先ほどと同じ台詞を吐く。

そして、なんとなく雲ひとつない空を見上げるため、体全体をベンチに預け、顔を上げた。

その時だった。

浜面「うおっ……!」グラッ

俺の体はベンチと一緒に後ろに倒れていった。

浜面「……普通はベンチと地面をボルトかなんかで留めるもんじゃねえのか?」

仰向けの状態で悪態をついてみるが、どうもならない。そこで視界に人影が入ってきた。

浜面「ん?」

「なにやってんの?」

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