122: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:23:52.54 ID:uW4vYU9AO
それから、わたしたちは今の仕事の話だとか、好きなロックバンドの話をした。
長い時間が過ぎて、ふと澪先輩が言う。
澪「もしかして、梓が待っているものは簡単には来ないんじゃないか?」
123: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:24:37.80 ID:uW4vYU9AO
澪「奇跡かぁ…でも、大丈夫、きっと来るさ!」
そして、奇跡は起こる。
わたしは向こうの信号にタクシーがとまっているのを見つける。
124: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:25:25.00 ID:uW4vYU9AO
そして、タクシーに向かって歩き出そうとする。そこで、ふと思って聞いてみる。
梓「澪先輩遅刻ですよね」
125: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:25:50.15 ID:uW4vYU9AO
タクシーにたどり着くと、わたしは車に乗り込み、唯先輩のマンションの位置を伝えて、一万円札をだす。
梓「おつりはいりません」
126: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:28:06.43 ID:uW4vYU9AO
〜 三年前 冬! 〜
127: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:37:14.04 ID:uW4vYU9AO
梓「唯先輩もうすぐ卒業ですね」
唯「そうだねー」
128: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:39:11.59 ID:uW4vYU9AO
唯「そんなあずにゃんにはおしおきだよっ!」コチョコチョー
梓「にゃっ!?ひゃっはははっ…や、やめてくださいよー」
129: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:39:37.42 ID:uW4vYU9AO
唯「もう怒ったよー!」ホラホラッ
梓「わ、わっはっはっー」
130: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:40:03.89 ID:uW4vYU9AO
ハアハア
フウフウ
131: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:40:43.47 ID:uW4vYU9AO
梓「あ、あのっ!」
132: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/10(火) 22:41:17.38 ID:uW4vYU9AO
梓「え、えーと笑顔を忘れないでくださいってことですっ!それが唯先輩の唯一のとりえなんですから」
唯「ゆいいつ…しどいよぉあずにゃーん」
梓「でも、その笑顔になんど救われたか…」ボソッ
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