188: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:36:10.48 ID:EG0ne51AO
唯「ほんとに猫だったの?」
梓「えっ?そんなわけないじゃないですか」
189: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:40:21.95 ID:EG0ne51AO
梓「唯先輩今日はわたし、言いたいことがあってきたんですよ」
唯「ほんとっ?偶然だねあずにゃん!わたしも伝えたいことがあったんだ!」
190: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:41:17.65 ID:EG0ne51AO
梓「優しい先輩は後輩に先に言わせてくれるんじゃないですか?」
わたしは少し時間ができたことをありがたく思いつつも、唯先輩を茶化してみた。 わたしはこの期に及んでまだためらっていたのだ。
191: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:41:48.54 ID:EG0ne51AO
唯「いや〜照れますなぁーでも、あずにゃん前に言ったこと覚えてる?」
梓「前に言ったこと?」
唯「そう!あずにゃんから抱きついてきたら、わたしの言うこと聞いてくれるんだよね?」
192: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:42:21.61 ID:EG0ne51AO
だけど、唯先輩は何かを言い出すわけでもなく、わたしたちの間に沈黙が流れる。それは、心地よい沈黙だった。永遠にというわけじゃないけど、3時間も余裕に過ごせるだろうなと思った。そして、唯先輩は言った。
唯「………あずにゃん大好きだよ」
193: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:42:48.38 ID:EG0ne51AO
唯「あずにゃんと恋人になりたいなあって////初めて見たときから、かわいいなって思ってて。それでいつもあずにゃんのことばっか考えてたんだよっ。別にわたし女の子を好きになったこととかなかったのに。え、えーとそれで………」
唯先輩は恥ずかしいのを隠すためなのかずっと喋り続けている。わたしから、告白していたらわたしもこうなっていたなと思って、そこで気づいた。唯先輩はわたしの不安を知っていて、自分から先に言いたいと言ったんじゃないだろうか。
やっぱり、優しい先輩だ。だから、わたしは落ち着いて言うことができた。
194: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:43:23.76 ID:EG0ne51AO
梓「わたしも唯先輩のこと大好きですよ」
唯「あ、あずにゃーーんっ!!!!」ダキッ
唯先輩はわたしに抱きついてきた。
195: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:43:51.94 ID:EG0ne51AO
唯先輩はさっきより、もっと強くわたしを抱きしめる。唯先輩は温かくて、柔らかくて、そして懐かしい。
わたしは気づくと泣いていた。
唯「あずにゃん?」
196: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:44:24.12 ID:EG0ne51AO
梓「ははっ、唯せんぱいっ、ひゃ、ひゃにするんですかぁーひゃはっはっ」
唯「泣いてるあずにゃんもかわいいけど、笑ってるのが一番だよっ!」
197: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:45:11.88 ID:EG0ne51AO
唯「アイス食べよっ?」
梓「だ、台無しですよー」
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