192: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:42:21.61 ID:EG0ne51AO
だけど、唯先輩は何かを言い出すわけでもなく、わたしたちの間に沈黙が流れる。それは、心地よい沈黙だった。永遠にというわけじゃないけど、3時間も余裕に過ごせるだろうなと思った。そして、唯先輩は言った。
唯「………あずにゃん大好きだよ」
193: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:42:48.38 ID:EG0ne51AO
唯「あずにゃんと恋人になりたいなあって////初めて見たときから、かわいいなって思ってて。それでいつもあずにゃんのことばっか考えてたんだよっ。別にわたし女の子を好きになったこととかなかったのに。え、えーとそれで………」
唯先輩は恥ずかしいのを隠すためなのかずっと喋り続けている。わたしから、告白していたらわたしもこうなっていたなと思って、そこで気づいた。唯先輩はわたしの不安を知っていて、自分から先に言いたいと言ったんじゃないだろうか。
やっぱり、優しい先輩だ。だから、わたしは落ち着いて言うことができた。
194: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:43:23.76 ID:EG0ne51AO
梓「わたしも唯先輩のこと大好きですよ」
唯「あ、あずにゃーーんっ!!!!」ダキッ
唯先輩はわたしに抱きついてきた。
195: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:43:51.94 ID:EG0ne51AO
唯先輩はさっきより、もっと強くわたしを抱きしめる。唯先輩は温かくて、柔らかくて、そして懐かしい。
わたしは気づくと泣いていた。
唯「あずにゃん?」
196: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:44:24.12 ID:EG0ne51AO
梓「ははっ、唯せんぱいっ、ひゃ、ひゃにするんですかぁーひゃはっはっ」
唯「泣いてるあずにゃんもかわいいけど、笑ってるのが一番だよっ!」
197: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:45:11.88 ID:EG0ne51AO
唯「アイス食べよっ?」
梓「だ、台無しですよー」
198: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 17:46:32.74 ID:EG0ne51AO
わたしの唇に唯先輩の唇が重なる。
梓「〜〜//////」
199: ◆Mu88Rugpw6
2011/05/22(日) 17:47:03.45 ID:EG0ne51AO
それからわたしたちは二人でアイスを食べる。アイスをスプーンですくいながら唯先輩が言った。
唯「実はもうひとつ大切なことを伝えなきゃなんだ!」
200: ◆Mu88Rugpw6
2011/05/22(日) 17:48:27.28 ID:EG0ne51AO
唯「ムギちゃんが日本に帰ってくるんだって!」
梓「ほんとですかっ!?」
201: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/22(日) 19:24:29.56 ID:EG0ne51AO
今日はここまでです
次で完結するかな…
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