44:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage]
2011/06/08(水) 00:20:40.39 ID:XD6SJf4Q0
お互いの名前を呼んで沈黙する。
なんなんだ?この空気は。正直、逃げ出したい。
ハルヒも同じ事を考えているのだろうか?
喉が渇く。
鼓動が煩い。
意を決して口を開く。
ハルヒ・キョン「あたし(俺)はあんた(お前)のことが……」
同じタイミングで声が重なる。
お互い顔を見合わせて、どちらからともなく笑う。
ただそれだけで、さっきまでの重苦しい空気が霧散した。
言うなら今だ。
俺はハルヒの肩に手を置いて、大きく息を吸い込んだ。
キョン「……ハルヒ」
キョン「俺は、お前のことが……」
おしまい
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