過去ログ - 上条「大覇星祭の予選まであと3日か……」
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◆HZn49RRfHY
[saga]
2011/05/08(日) 19:23:26.63 ID:d92+68Ly0
―――
――
―第一九学区
「あっれぇ?」
と、少女が声を上げた。
とてつもなく目立つ外見の少女だった。
年齢は12歳程度。
長髪で“基本”黒髪だったが、アクセントのためであろうか?
少女の髪は耳元の部分だけ金色に染め抜かれている。
そのパンクな風貌とは対照的に少女の小脇には、イルカのビニール人形が抱えられていた。
その様は異様に目立つ外見とは別のベクトルで違和感を与える、イルカ人形の少女。
イルカ人形の少女「ひっはは」
続いてイルカ人形の少女は、とても上品とは言えない笑い声を上げた。
イルカ人形の少女が見る先には、また1人の少女、
下半身の露出が際どい(要するに見えそうで見えない)ニットのワンピースを着た小柄な少女が居た。
イルカ人形の少女「こんなトコでアイツと会うなんてなぁ…偶然ってのは恐ろしいねぇ」ニヤニヤ
と、イルカ人形の少女は、ワンピースの少女を遠巻きに見ながらニヤニヤ笑う。
そんなイルカ少女の視線に、ワンピースの少女は全く気付いていない。
…――しばらくして、ワンピースの少女の元に1人の少年が現れた。
ツンツン頭をした黒髪の少年だった。
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