過去ログ - 上条「大覇星祭の予選まであと3日か……」
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54:1 ◆HZn49RRfHY[saga]
2011/05/08(日) 19:25:01.30 ID:d92+68Ly0


イルカ人形の少女「なんだよなんだよ男と待ち合わせかい優等生？ らしくねえじゃーん」


第三者視点から、イルカ人形の少女は意地悪く観察を続ける。
現れた少年は“遅れて悪い”と言わんばかりの姿勢で、ワンピースの少女に頭を下げていた。
対してワンピースの少女は機嫌が悪くなる素振りなど一切見せず、ニコやかに少年に接している。


イルカ人形の少女「ハハッさすがの優等生っぷりだねぇ…優しいじゃないの」


頭を下げる少年に、優しくフォローする少女。
その様子を、イルカ人形の少女は相変わらず遠巻きに傍観しながら…――


イルカ人形の少女「まー私なら遅れてきた野郎なんざブッ殺してるけどな！」


…――密かに凶暴性を剥き出しにしていた。

そんなイルカ人形の少女の存在を、ツンツン頭とワンピースの少女が知る由など無く、
２人は雰囲気良く会話を交わし合っていた。
そんな２人の関係は、傍から見れば仲の良い兄弟か、あるいはカップルか？
その様子が、異様な凶暴性を持つ、異様なイルカ人形の少女の興味を、異様に惹いた…惹いてしまった。


イルカ人形の少女「なーんか面白そうじゃん。暇だし折角だからコッソリ見物させて貰うとすっかなぁ」ﾆﾔﾆﾔ

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