過去ログ - パワプロ君「安価で甲子園目指す」2
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134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/07(土) 17:05:18.82 ID:BnWRqeig0
超イチローになって全力で投げる
135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/07(土) 17:10:44.06 ID:itzoYPeIO
>>134
136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/05/07(土) 17:11:29.85 ID:Cz9U2fHY0
195キロのストレート
137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/05/07(土) 17:14:12.76 ID:9xOat/Hb0
イチロー「いくよパワプロくん……これがボクの全力投球だ!」
振りかぶる
足をあげる
腕をふる
138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/05/07(土) 17:18:02.84 ID:9xOat/Hb0
ぷつりと、イチローの中で緊張の糸が途切れたのがわかった。
それと同時におそってくる痛み。
これ以上は限界だと身体の節々が訴えかけてくる。
139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/05/07(土) 17:23:51.42 ID:9xOat/Hb0
イチローがボールを投げる。
山なりの軌道を描いたそれは、およそ全盛期のそれとはかけ離れたものだった。
けれども、在りし日の少年イチローが初めて白球をむんずと掴んで投げた日のそれとよく似ていた。
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/05/07(土) 17:24:42.81 ID:9xOat/Hb0
もはや。
イチローに意思があるのかないのかここからでは判別できない。
けれどもしっかりとキャッチャーミットを見据えて、イチローは投げる。
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/05/07(土) 17:33:07.59 ID:9xOat/Hb0
そこでスタンドにある変化が起こる。
誰が最初の口火を切ったのかはわからない、けれども、たしかにそれは波紋のように広がっていった。
がんばれ。
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/05/07(土) 17:34:05.58 ID:9xOat/Hb0
その声援がそうさせたのかは定かではないがこの時イチローは、薄れゆく意識の中で父の事を思い出していた。
『とうちゃん! ぼくね! きょう初めて三振をとったんだ!』
『そうか、偉いぞ。イチロー』
143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/05/07(土) 17:37:21.28 ID:9xOat/Hb0
涙が邪魔をするんだ。
おかしいな。
野球で泣いたことなんて、今まで一度もなかったのに。
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