過去ログ - パワプロ君「安価で甲子園目指す」2
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)
2011/05/07(土) 12:05:15.72 ID:9xOat/Hb0
イチロー「いくよ!」
パワプロ「何だ……150キロの直球か? カーブか? パーム? いや……別の何か……?」
パワプロ「ああ……もう! もう……! 自分を信じるしかないっ!!」
パワプロは目を瞑った。
剣術の達人は目を瞑りながらでも落ちる木の葉を真剣で二つに分かつという。
心眼、雑念の入らない心の目こそ本当の眼という事か。
そのパワプロの挙動にイチローは虚を突かれた。
イチロー「なっ?」
少しだけ、ほんの少しだけイチローの踏み込みのポイントがマウンドの少し前にズレる。
だがその足の着地点はマウンドの硬い部分、慣らされていない部分。
普段とは違う力がイチローの下半身から上半身に伝えられる。
常人ならばあるいは……わからない程のほんの些細な変化でも天才が故に感じてしまう、理解してしまう。
修正しようにもここは広大な外野フィールドとは違うマウンドの上だ、動きを止めるとボークを取られてしまう。
それだけはイチローのプライドにかけても避けたかった。
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