過去ログ - パワプロ君「安価で甲子園目指す」2
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2011/05/07(土) 12:24:28.91 ID:9xOat/Hb0
見える。
イチローには見える。
バットにボールが当たる一瞬まで。
対照的にパワプロは眼を閉じたまま
パワプロには見えない
見えないが故に、見えないということが見えている。
だからパワプロのバットはドンピシャのタイミングで、いつものスイング、いつもの軌道を描く！
───ｨｨｨﾝ
パワプロ「ウソっ？！ 当たった！？ 当たったのっ？！」
偶然が天才を捉えた瞬間だった。
ボールは天高くグングンと伸びる。
イチロー「──っ！？」
イチローが振り返ると打球はセンター方向にフラフラと打球が上がっていた。
パワプロはバットを投げ捨て、一塁に向かって走る、走る、走る！！
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