11:にゃんこ
2011/05/09(月) 15:36:05.54 ID:m9tD4tO90
「どしたの、りっちゃん?」
私が少しだけ黙っていたのが気になったのか、いつも隣の席に陣取っている唯が私の顔を覗き込んで首を傾げた。
何となく考えていた事を察された気がして、私は軽口を叩く事で誤魔化す事にした。
「いやー、梓くらいの身長の子はいるんだろうけどさ。
梓くらいのスタイルの子がムギの友達にいたらいいよなー、って部長として心配してあげてたんだよ」
そう言うと、やっぱり梓が胸元を押さえて、だから律先輩には言われたくありません、と頬を膨らませた。
ははっ、お約束お約束。
まあ、確かに私も梓の事を言えた立場じゃないのが、悲しいところなんだけど。
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