851: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2011/06/01(水) 19:09:19.23 ID:ZD0HVQLw0
美琴「何あの人、こんな時間にお酒なんか飲んで……」
御坂妹「どうやら持ち込んできたもののようですね。とミサカは推測します。まぁ、あまり良いワインではないようですが」
美琴「ったく、完璧にマナー違反じゃないのよ。しかもお店の人は怖がって注意できないみたいだし……」
御坂妹「『仕方ないから私が注意してやるか』」
美琴「な、なによ!!」
御坂妹「お姉様は意外と単純ですから、すぐ何を考えているのか分かります。とミサカはため息混じりに説明します」ハァ
美琴「ぐっ、べ、別に私はあの馬鹿みたいなお人好しなんかじゃなくて、ただ私が不快だから……!!」
御坂妹「はいはい、ではお気をつけて。とミサカは送り出します」
美琴「アンタは初めっから行く気なしかい。まぁいいわ、じゃあ行ってくるわよ」
スタスタ……
美琴「ちょっとアンタ」
テッラ「はいー?」グビグビ
美琴「こんなとこにお酒持ち込むなんて何考えてるのかしら? 学園都市じゃなくてもアウトよ?」
テッラ「おや、すみませんねー。しかしこれは私の力の補充方法でして……少し大目に見てもらえませんかねー?」
美琴「はい……? とにかく、お酒が飲みたいのなら外行きなさいよ。店の人も迷惑してんじゃない」
テッラ「はいはい、分かりました。…………おや、あなたは」
美琴「何よ、人の顔をまじまじと見て」
テッラ「これは偶然ですね。まさかそちらから接触してくださるとは。
まぁしかし、あなたの報告は既にアックアから受けているので、もう特に用はないのですが……」
美琴「アックアって……!! アンタあいつの仲間なの!?」キッ
テッラ「おや、何やら余計なことを言ってしまいましたかねー。いかにも私もアックアと同じ、神の右席の一人ですが……」
美琴「アンタらの目的は何……!? 大人しく答えれば手荒な事はしないわ」バチバチ
テッラ「へぇ、電気の能力者ですか? しかし初戦は科学の力。汚らわしい事この上ないですねー」ニヤ
美琴「答える気はなし、ね。いいわ、じゃあ忠告通りっ!!」
ビリビリ!!
テッラ「優先する。――――電撃を下位に、人体を上位に」
キィン!!
美琴「なっ!?」
美琴(電撃が弾かれた!?)
テッラ「はぁ……せっかく力を補充したばかりだというのに、いきなり使わせないでくださいよ」
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