過去ログ - 銀時「魔法少女まどか☆マギカ?」
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2011/05/29(日) 21:27:15.63 ID:QoVCu5QL0
まどか「何…これ……!」
壮絶な戦いを繰り広げる五人から少し離れた場に鹿目まどかは立っていた。
自分に何が出来るかは分からない、それでも何もせずにじっとしていることは出来なかった。
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2011/05/29(日) 21:32:34.86 ID:QoVCu5QL0
まどか「キュゥべえ……?」
キュゥべえ「彼らなりに工夫して戦ってはいるみたいだけれど、それでも相手は舞台装置の魔女…現時点では最強の魔女だ」
キュゥべえ「このままジリ貧状態に陥ればまず間違いなく全滅するだろうね」
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2011/05/29(日) 21:33:29.01 ID:QoVCu5QL0
まどか「……!」
その時、まどかが返す言葉に詰まったのを見逃すはずもなかった。
キュゥべえ「でも…この最悪な状況でも手は残されているよ、まどか」
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2011/05/29(日) 21:34:32.44 ID:QoVCu5QL0
まどか「…………!」
卑怯な誘い掛けだった、あたかも自らの勧める提案が最善の策であるかのように見せかける物言い。
五人が追い詰められて選択肢が狭まったこの状況を見計らっての言葉。
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2011/05/29(日) 21:37:01.07 ID:QoVCu5QL0
‐‐‐
マミ「これだけ撃っても倒せないなんて……!」
ほむら「諦めるにはまだ早すぎるわ、進行を止めることは出来ているのよ」
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2011/05/29(日) 21:39:25.17 ID:QoVCu5QL0
まどか『みんな、聞こえる?』
ほむら「!」
聞こえてきたのは守るべき大切な者の声だった。
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2011/05/29(日) 21:41:37.89 ID:QoVCu5QL0
杏子「ば、馬鹿か!お前がそれをやっちまったら元も子もないんだよ!」
ほむら「止めてまどか!あなた、キュゥべえに騙されて……」
まどか『ううん、これは私が自分で考えて決めたこと……』
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2011/05/29(日) 21:45:28.61 ID:QoVCu5QL0
ほむら「や、やめてまどか!お願いだから…魔法少女にだけはならないで!」
ほむら「約束したの!『キュゥべえに騙されたあなたを助ける』って!」
銀時「……今のアイツはキュゥべえに騙されてるわけじゃねェ、てめーの頭で考えて悩み抜いて答えを捻りだしたんだ」
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2011/05/29(日) 21:49:48.74 ID:QoVCu5QL0
まどか「ありがとうみんな、私を信じてくれて……」
キュゥべえ「もう心は決まったようだね、じゃあ改めて聞くよ…君の願いは何だい?」
ここで願いを言えばもう引き返すことは出来ない、戦いから逃げ出すことは出来なくなる。
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2011/05/29(日) 21:53:01.28 ID:QoVCu5QL0
キュゥべえ「そ、その願いは……まさか君はそこまでの……!」
それはあり得ない願いだった。
過去に凄惨な戦いを繰り広げていた魔法少女が平和な日々を手にするということ。
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