過去ログ - 上条「よう、ラリラリ!」美琴「らりらりらりゅうううううううう!!」
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148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/05/13(金) 21:28:58.87 ID:BbLSo38Y0
とある公園

上条「ハァ……ハァ……。ここまでくればさすがに大丈夫だろ。まあ、御坂が相手してるから万が一もなさそうだけど」

心理「どうして?」

上条「ん?」

心理「どうしてあなたがいるの? どうしてあなたがきたの? どうして?」

上条「そりゃあ、最近見ないから心配になってだな」

心理「何で私なんかの心配するの?」

上条「何でって。人を心配するのに理由なんているか?」

心理「私は……、あなたに能力を使ったのよ! そんな私を心配する必要なんてっ!」

上条「っ! どうしてそれを」

心理「学園都市のトップ2に言われたわ。『これ以上関わるな』って。『俺たちが忠告しても聞かない』って」

上条「あの二人……」

心理「ふふ、あの二人のしたことは当然のことよ。自分の友人に能力が使われてるなんて知って、放置しないでしょう?」

上条「でも俺はお前に何もされてない」

心理「何かする前に能力がかき消されただけよ、あなたのその右手で。かき消されてなかったら私の奴隷だったわ」

心理「そうね、私を常に守るボディーガードか何かやらせてたかしらね。いつでも私の身代わりになれるように」

心理「私の好きに使ってたわ。道具として、オモチャとして」

上条「そんなの嘘だ」

心理「嘘じゃないわ。私は精神系最高能力者心理掌握。人の嘘なんて簡単に見抜ける」

心理「だから自分の心のことも良く分かってる。これは嘘じゃないのよ」

上条「だったら。だったらどうして、お前は涙を流してるんだ? 嘘だからじゃないなのか?」

上条「無理をしてるんじゃないか? 自分を偽ってるんじゃないのか?」

心理「泣いてなんか……え? どうして? 嘘嘘、こんなの嘘よ! ありえない!」

上条「嘘なんかじゃないんだ。こころ、その涙も、その気持ちも。全部真実なんだ」

心理「違うわ! 人は、他人は。いえ、私は嘘つきなの! 能力で人を操って自分の都合いいように使ってきた」

心理「嫌われるたびに能力で洗脳してまた、嫌われて。そしてまた洗脳して。私の都合のいいように」



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