過去ログ - 上条「よう、ラリラリ!」美琴「らりらりらりゅうううううううう!!」
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ラリラリ
◆IgJDZoCsoc
[saga]
2011/05/27(金) 21:55:38.17 ID:Zugs8a7v0
ちょっと地の文いれるよ。
先の第三次大戦、上条当麻は禁書目録を救うため、自分のため、そして見たこともない誰かのために戦った。
一方通行は打ち止めを救うため、科学とは違う法則を解読し、文字通り己を犠牲にしながらも戦った。
浜面仕上は大切な恋人、滝壺理后を救うためにロシアへ向かい、ロシアや学園都市の軍、そして仲間であった麦野沈利と戦った。
三人のヒーローは三者三様のやり方で大切なものを守った。
けれどヒーローはこの三人だけではない。
プルルル プルルル
「はい、もしもし」
『久しぶりだな、海原光貴。今はこういった方がいいか、エツァリ」
エツァリ「どちらでも構いませんよ、それで今日はどうしたんですか? 仲良くお電話、の仲では無かったと思うのですが」
『新入生を名乗る新しい暗部が活動を始めたらしい』
エツァリ「暗部? 暗部は彼、一方通行が潰したはずでは?」
『確かに暗部は潰れた。だが、今まで暗部だけで生活をしてきた奴らがそれをよしとせずに新しい暗部を作り上げた』
エツァリ「それで、それを自分たちが片付けろとでも?」
『いや、俺たちに直接の関わりはない。その新入生が現在追ってるのはかつてのアイテムメンバー、浜面仕上、絹旗最愛、滝壺理后の三人だ』
エツァリ「自分たちには全く関わりがありませんね。それに、かつての暗部のメンバーがいないのなら、原子崩しというレベル5が倒せるのでは?」
『レべル5は全員北海道にいる」
エツァリ「はい?」
『上条当麻とともに北海道にいる。どうやら一方通行や垣根提督の提案らしい』
エツァリ「(彼女が危険でないならそれでいいのですが……)」
『たぶんお前は御坂美琴の安全について考えているのだろう。今のところは安全だ』
エツァリ「今のところと言いますと?」
『アイテムメンバーの浜面仕上が垣根提督に助けを求め、それを知ったレベル5全員が今学園都市へ向かっている。その新入生と戦うために』
『もちろん御坂美琴も例外ではない』
エツァリ「彼女はそっち側の人間じゃないはず!」
『だが、あの計画でこっち側も見ている。そして御坂美琴の性格はお前も理解しているだろう」
エツァリ「ええ、驚くほど純粋に前を向いて、正義を助け悪をくじく、そんな性格ですよ」
『友人の友人、友人の知り合い、それを助けるために戦うのは不思議じゃない。それに上条当麻もいる。お前がどうするか、聞かなくてもいいな」
エツァリ「貴方はどうするんですか、土御門さん」
土御門『今回の件は俺には全く関係ないにゃー。家でのんびりと舞夏と過ごすぜい」
エツァリ「貴方らしい」
土御門『それじゃあな』
エツァリ「(彼女をこの世界の戦いに巻き込むわけにはいかない。自分が決着をつける)」
一人の惚れた女性を守るため、影になり闇へ落ち、深く深く潜って行った男。
一度学園都市の深くまで潜り、今は光の中で生活しているこの男が、御坂美琴を守るために再度闇へと飛び込んでいく。
確固たる決意を胸に抱き、守るために戦う新たなヒーローとして新たな暗部へ牙をむく。
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