過去ログ - 上条「よう、ラリラリ!」美琴「らりらりらりゅうううううううう!!」
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361:ラリラリ ◆IgJDZoCsoc[saga]
2011/06/01(水) 19:35:23.23 ID:2aW+KPsX0
アニェーゼたちが戦闘を開始したころ、海原光貴は十九学区へ到着していた。

海原「(ところどころで戦闘が始まってますね……。しかし、アイテムの構成員だけでは各所で戦闘が起こるわけない)」

海原「(彼は垣根提督に助けを求めたわけですが、それ以外にもここへ来た人がいるというわけでしょうか)」

海原「(魔力も感じます。魔術師が戦っているわけですね、なんとも妙な感じはしますが)」

「おい、テメェここで何してんだ?」

声のしたほうを見るとたいそう人相の悪い男が海原光貴に銃を突きつけていた。

海原「そうですね、そこらじゅうにいるあの駆動鎧をちょっとお片づけしようと思いまして」ニコッ

「じゃあなんだ、アイテムの知り合いか」

海原「そういうわけじゃないんですが、ちょっとした個人的事情で」

「一方通行に頼まれて、とかか?」

海原「一方通行?」

「ああ、俺はあのクソガキに時間稼ぎを頼まれたってわけだ。ま、時間稼ぎなんて小さいこといわねぇで、殺すつもりではいるけどな」

海原「おおよその方向性は一緒のようですね」

「何か別のとこでも始めてるみてぇだしな、共闘するのも悪くねぇ」

海原「自分もそう考えていたところですよ」

「俺は木原数多ってんだ、よろしくな」ガシッ

海原「自分は海原光貴と申します」ガシッ

第一位の保護者と第三位を一途に思う二人がここで共闘を宣言した。

木原「ま、万が一片付かなくてもあのクソガキが来たら一瞬で片付くんだろうが」

海原「それでも自分は来る前に片付けたいんですがね」

木原「どうしてだ?」

海原「まあ、個人的に思うことがあってです」

木原「それならそれでもいいが。おい、駆動鎧はどうなってる」

『はい、三つの部隊のうち一つは妙な修道女二人と、ゴスロリファッションの女と交戦中。一つの部隊は変わらず建物を巡回しています』

木原「残りの一つは」

『はい、我々が交戦しております。しかし、さすが学園都市の兵器といいましょうか。ダメージはほぼ与えられず、足止めとしても微妙です」

木原「そうか、わかった。今からお前らに合流する。他のやつらが別隊を相手してるなら遊撃はいらねぇ。全部隊をそこへ集めろ」

『はい!』

木原「とりあえず一部隊を叩く、他のやつらが別のところを叩ければいい。できなければ俺たちがそっちにも行く」

海原「妥当ですね」

木原「ぼちぼち片付けるか」

海原「(御坂さん、どうか早く来ることが無いように……)」


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