過去ログ - 上条「よう、ラリラリ!」美琴「らりらりらりゅうううううううう!!」
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ラリラリ
◆IgJDZoCsoc
[saga]
2011/06/11(土) 11:59:46.27 ID:0Aew8/h40
無線を通じて飛び込んできたのは、AIMジャマーを搭載した駆動鎧部隊の壊滅を知らせる知らせだった。
シルバー「よくわからない力に邪魔されて、か。あれだけ連れてきた下っ端ももういないというわけか」
シルバー「そこのアイテムじゃないお前、そういう力なんだろう? またさっきみたいにその力で逃げるか?」
絹旗最愛、滝壺理后、オリアナ=トムソンは巨大なカマキリのような駆動鎧に追いつかれていた。
追跡封じの異名持つオリアナ=トムソンだが、圧倒的な破壊力を誇る駆動鎧を相手に、二人の能力者を逃がし続けるのは難しかった。
もちろん速記原典をフルに使い数々の妨害や攻撃はしてきた。
しかし、ガトリングレールガンと称される武器を有しているこの駆動鎧相手に正面から戦うことは不可能で、絹旗最愛の窒素装甲をもってしてもその攻撃は防ぐことができない。
だからこそオリアナ=トムソンは逃げるために全力を注いでいた。
オリアナ「あれだけ逃げ回ったのにまだ追ってくるなんて。お姉さんしつこい男は嫌いなのよね」
滝壺「ごめんね、おりあな、きぬはた。私が遅いせいで」
絹旗「何言ってるんですか、超関係ないですよ。あれ、私の能力でも超防げませんし」
シルバー「俺は別にお前たちを殺すのが目的じゃないんだ。浜面仕上の持つ素養格付が欲しいだけなのだ」
絹旗「つまり私たちを人質にするってのが目的ですか」
シルバー「そういうことになるな。アイテムの人間関係は調べ上げているからな、正直なところ滝壺理后さえいれば十分なのだが」
シルバー「暗部を復活させるとなるとお前の力も必要だろう。それと、黒夜の望みでもある」
絹旗「黒夜? 黒夜海鳥ですか?」
シルバー「そうだ。お前と同じ『暗闇の五月計画』の被験者だ。知ってるだろう?」
絹旗「ええ、そりゃもう。覚えてたくはないですがね」
「そんなつれないこと言うなよ、絹旗ちゃん」
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