過去ログ - 上条「よう、ラリラリ!」美琴「らりらりらりゅうううううううう!!」
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ラリラリ
◆IgJDZoCsoc
[saga]
2011/06/13(月) 12:37:11.56 ID:qy2uB52U0
死というものは意外と温かいものだ、滝壺理后はそう感じた。
真っ白な世界でわずかなぬくもりを感じる。
「……っ! ……つぼっ! 滝壺っっっ!!!」
滝壺「は、まづら……?」
回復してきた視界に飛び込んできたのは世界一好きな男の姿だった。
他の感覚も少しずつ戻ってきた。
思い切り抱きしめられている。
浜面「良かった……。滝壺、本当に良かった」
滝壺「はまづら! 私、怖かったよ……」
浜面「なら、もう、こんなことは。する、な……」
急に抱きしめる力が弱くなる。
ぬくもりもなくなっているような気がした。
何かがおかしい。
抱きしめられていたのは確かだが、彼の腕の感触が一つしかない。
黒夜「泣かせるねぇ! 男が女をかばって怪我ってか。まあ、片腕吹っ飛んでりゃ怪我も何もねーけどな!」ギャハハ
滝壺「片腕……? はまづら! はまづらっ!」
絹旗「っがあああァァァァァ!」
絹旗最愛が弾丸のようなスピードで黒夜海鳥へ突っ込んだ。
防御に特化した能力ではあるが、使い方によっては攻撃に転じることもできる。
黒夜「そンなのは攻撃にもならねェよ!」
一方、黒夜海鳥は攻撃に特化した能力だ。
窒素爆槍、窒素を操り掌から槍のような形で射出する。
さらに無数の義手からも同じように能力を繰り出せる。
絹旗「攻撃しか能のねェ奴が私に勝てるとでも思ってンですか!」
大量に射出される窒素の槍を絹旗最愛は全ていなしていく。
黒夜「まァ、絹旗ちゃンだけを狙うとは限らないンだどな」
攻撃の矛先が倒れている浜面仕上に向かう。
そこへ絹旗最愛が割り込む。
しかし防御よりも移動のために演算の集中を割いてしまったため、攻撃をモロに受けることになった。
そのまま吹き飛ばされ、数メートル先の建物へ激突する。
黒夜「甘いンだよなァ。暗部で生きてきた人間が他人を守ろうなンて」
黒夜「本当は殺す必要はねェけど、ムカつくし。殺しちゃってもいいか」
アイテムの面々へ大量の窒素の槍が降り注ぐ。
しかしそれが届くことはなかった。
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