4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/05/10(火) 08:31:50.64 ID:/7x/VjFv0
―――アジト
カレン「なんでここにブリタニア人がいるのよ！」ﾊﾞﾝｯ
扇「落ち着けカレン」
玉城「大丈夫だって、こいつはイイヤツだからよ！」
玉城「むしろブリタニアの被害者ってところは俺らと一緒なんだし」
カレン「はぁ、どういうこと？」
扇「僕も玉城から聞いたんだけど」ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ
カレン「だからって普通アジトに連れてきます？」
扇「いいじゃないか、ブリタニアという悪に立ち向かうのが僕らだ」
扇「そういう点じゃ彼も仲間さ」
ルルーシュ「仲間…」ｼﾞｰﾝ
カレン「まったく、扇さんは人がいいんだから…ちょっとあんた」
ルルーシュ「な、なんだ」
カレン「ここ通報したら、ただじゃおかないから」
ルルーシュ「言うわけないだろう」
ルルーシュ(そもそも話ができる知人もいないしな)
カレン「どーだか」
カレン「言っとくけど東京租界に逃げても無駄だからね」
カレン「追いかけて報復するわよ？」
ルルーシュ「む、日本人が租界に行くには名誉ブリタニア人とならねばならないはず」
ルルーシュ「君らはそんな手段はとらないと思っていたが」
カレン「私はハーフなの。もちろん心は日本人だけど」ﾁﾗｯ
扇「ああ、カレンは大切な仲間だ」
玉城「当然だろ」
カレン「ありがとう」ﾆｺｯ
カレン「学校もブリタニアよ？あまり行ってないけど」
ルルーシュ「何処の学校だ」
カレン「アッシュフォード学園、知ってる？」
扇「カレンはあっちではお嬢様なんだよ」
玉城「想像できねーけどな」ｷｼｼ
カレン「うっさいわね」
ルルーシュ「なん、だと…！」
ルルーシュ(アッシュフォード学園の生徒だというのか！？)
ルルーシュ「な、なぁカレン？」
カレン「何よ」
ルルーシュ「A＝B、B＝Cの時、A＝Cだな？」
カレン「と、突然どうしたの？」
ルルーシュ「答えろカレンッ！」ｸﾜｯ
カレン「いや、まぁそうだけど」
ルルーシュ「カレンは扇や玉城と仲間、つまり友人なんだな」
カレン「うん」
ルルーシュ「扇、玉城、先ほど俺は(ある意味で)仲間だと言ってくれたな？」
扇「あ、ああ」
玉城「おう！」
ルルーシュ「つまりカレンと俺は、仲間で友人ということになる…」ｷﾘｯ
カレン「」
玉城「」
扇「」
ルルーシュ「……違うのか」ｽﾞｰﾝ
カレン「あははははは♪」
カレン「そうね、私たちは友達ってことになるわね」
ルルーシュ「おお」ﾊﾟｱｧｧ
扇「そうだね、僕らは仲間であり、友人だ」ｸｽｸｽ
玉城「当たり前のこといってんじゃねぇよ」ﾜｼﾜｼ
ルルーシュ「そ、そうだな。当たり前だな。友人だもんな」
玉城「うっしゃ、一緒に飯でも食いにいくか」
カレン「ちょっと、また無駄遣いするつもり？」
扇「無駄なんかじゃないさ」
扇「新しい友人が出来たんだからね」
扇「ルルーシュ、予定は大丈夫かな」
扇「話し込んで遅くなってしまったけど」
ルルーシュ「問題ない。ただ連絡をいれさせてくれ」ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟ
Trrrrrrr
ルルーシュ「…咲世子さん？ああ、そうだ」
ルルーシュ「今日は外で食べるから」
ルルーシュ「違う、友人とだ」
ルルーシュ「トモちゃんではない。…そうだ実在する友人だ」
ルルーシュ「ああ、ナナリーにすまないと伝えておいてくれ」ﾋﾟｯ
ルルーシュ「じゃあ行こうか」ｳｷｳｷ
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