289:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/05/24(火) 21:09:19.96 ID:FQAjLz9eo
杏子「……ッギャ────────?!
何すん! 何すんだ仁美! 痴漢かっ? 痴女かっ!」
仁美「すすすすすみません! あ、やっぱり無いんだなぁ、って思ってしまって、その、確認を!」
恭子「昼下がりの屋上、股間を弄り合う女子。百合か、これが百合なのか」
さやか「恭介、それきっと違うよ」
杏子「タマがあるとかないとか! それが外から判るとか、どんな!」
仁美「いえいえいえいえいえ違いますのよ! わたくし兄が多いもので、見比べると立ち振るまいが、違うなぁって!
そそそんな直接なんて、ちっちゃい頃におじいさまのをチラッとしか! 若い殿方のモノなどはまだ!」
恭子「ちんこの話はその辺でやめよう、女子中学生がちんこちんこ言うなんて、はしたないよ。
でも、杏子さんが男装女子の域を出ていないのは確かだよね。小柄な男子というにもギリギリ」
杏子「チェッ、佐倉杏介は失敗かぁ」
さやか「だいたいややこしいのよ、名前がキョウスケなんて」
杏子「すけこは上条キョウコじゃん。ならアタシが『キョウスケ』になってもいーだろ」
さやか「なんか嫌。あんたが恭介にとってかわるみたいじゃない。恭介だって嫌でしょ?」
恭子「そうは言っても、上条恭介はこの世にいないからね」
さやか「え……」
恭子「僕は今や、戸籍から上条恭子だから。もう元通り、上条恭介に戻るという事はないよ。
どれほど面倒か、いくら魔法が使えても無理があるって、わかるだろう?」
さやか「……そっか。みんな最初から恭介が恭子にしか見えないって事なんだから、魔法で何とかしようとしても……」
恭子「周囲の人全てに永続的に作用する魔法は、それはもう奇跡の部類、道理を引っ込める無理だよね。
できないよ──さやかが、もう一度キュゥべえと契約して願うのでもないかぎり」
さやか「……そう……あたしの契約は無効なんだって、恭介、言ってたね……」
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