292:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/05/24(火) 21:14:37.11 ID:FQAjLz9eo
仁美「はい?」
杏子「他には、何て? 何か、言ってなかったか?」
仁美「ん〜。特には」
杏子「そうか……なら、いいんだけど」
仁美「あっ、毛虫がお嫌いですとか!」
杏子「心底どォでもいい情報を拡散しやがって!」
仁美「わたくしは好き嫌いありませんから、ちょっと、うらやましいですわ」
杏子「いや、毛虫は嫌っとけよ……人間として。女として」
仁美「でも、こう、多少の親近感というか……、お、おかしいでしょうか。おかしいですよね、女の子が。
また、やってしまいましたわ。わたくし、こういう所が鈍いというか、疎いというか……」
杏子「そこまで落ち込まんでも」
仁美「……落ち込まずにいられないのです。これも悪い癖だと知りながら……」
杏子「アタシに毛虫を投げつけるのが好きってんじゃなければ、別にいいと思うぞ?
さやかもマミもだけどさ、アンタらホント、ヒトに気ィ遣ってるふりしてウジウジすんの、やめろよ」
仁美「どうせわたくしは、グズでノロマなウジ虫なのです」
杏子「そのグズのノロマに一撃入れられたアタシはどーなる」
仁美「あの時は本当に申し訳ございませんでした。土下座します。焼きますか? 水土下座もございますが」
杏子「ギョーザか! ……あのさ、オマエ、本当にあの動きは人並みじゃなかったんだぞ。
すけこからおおよそ聞いたけどよ。な、アレだろ。体育の成績とか飛び抜けてんだろ?」
仁美「そんな事したら、人目を引いてしまいますわっ。すでに小学校で失敗しておりますの!
うっかり公式記録を総塗りかえ、運動部を掛け持ちするスポーツキャラになってしまう所でした!」
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