過去ログ - さやか「きょうこ、きょーこ」
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296:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/05/24(火) 21:20:57.05 ID:FQAjLz9eo
〜あずま屋内ベンチ

仁美「杏子さん、マミさんの事、今でも?」

杏子「性欲。それ以上に、受け入れて欲しかっただけ。何してもアタシを裏切らないっていう、保証。
    そんなところじゃないかな……アタシ、あの頃は本当にガキだった」

仁美「独りで戦うのはツライ事だと、わたくしが言うのはこれも傲慢でしょうか」

杏子「女の子襲いたい欲と戦うとかさ、ホント、今の姿じゃシャレにならない」

仁美「杏子さんって……まどかさんにちょっと、似ていますわ」

杏子「え、なんだそりゃ。あのぽわぽわと、アタシが似てる?」

仁美「まどかさんって、寂しがりやさんで、頑固な所もあって、結構すぐ落ち込んじゃったり、でも……
    ああ見えて、とってもお姉さん。強い、とても強い、そんな人ですわ。さやかさんや私より、きっと」

杏子「……弟、いたんだよな。あたしも、いたよ。妹」

仁美「まどかさん、タっくんの事、怒ったり愚痴を言ったりもしたけど、大事にしていたんです」

杏子「アタシは妹の事、……昔死んじまったんだけどよ、あの子の事、しばらく粗末に扱っちゃったよ。
    そうだな、強い。忘れないって言ったアイツは、ホント強いと思った」

仁美「魔法少女になったのは、妹さんのため?」

杏子「それもあった。アタシ自身、救われたかった。食っていくために魔法少女になったようなもんだ。
    ……仁美チャン、好き嫌いナシって言ったよな。食べ物もか? メシ残したり、してねーか?」

仁美「残飯を出さなくても、きちんと味わってはいないかもしれません。
    わたくしはわたくしが嫌いだから。生活を楽しめないから。それこそ、食べ物に失礼かもしれない」

杏子「でも、ハシも付けられず捨てられるより、よっぽどマシさ。
    手を合わせて、ちょっとありがとうって言うだけで、……きっと良くなるモンがある」


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