300:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/05/24(火) 21:26:03.81 ID:FQAjLz9eo
杏子「調子に乗った。謝る。八つ当たりだ。アンタがアタシに優しいから甘えたっていうなら、アタシもそうだ。
昔やらかした時もな、マミに散々、言われたよ。
『たとえ女性を好きなのが本当でも、衝動の大半はコミュニケーションがしたいだけ、その矛先を間違えてるだけ』って」
仁美「思わぬ性的コミュニケーションとなりましたわね」
杏子「そうだよ。アタシは自分の欲望の詳細なんて判らない。でも、やっぱりマミの言った事が正しい気がする。
八つ当たりなんだ。アタシ、なんかまたガキみたいになってんだ。構ってくれ、構ってくれー、って。
けど、こんな姿してみようとか、一人じゃ考えもつけなかった。すけこの発想がうらやましい」
仁美「確かに……あの方は、演奏家という一流の表現者を志望していたからでしょうか。
びっくりするぐらいフリーダムな所がありますわね」
杏子「ホントな。昼間なんか、アタシのこれ、男の姿チェック中、『出発ちんこぉー!』とか叫んだんだぞ。
女になって久しいから、男のイメージを呼び戻そうとしたとかで。まったく、一歩間違えたらセクハラだ」
仁美「(それは普通にセクハラだったのでは……)」
杏子「でも、それが楽しいっつーか、楽しいのに、妬ましい。
アタシ、オマエらみたいに学校も行ってないからさ。ガキのまま、止まってんだ。
こっちから何話していいかわからねー。さやかなんてさ、すけこかアンタの話しかしないし。
……マミもさ」
仁美「けれど皆さん、わたくしにはよく、杏子さんの話をしてくださいますわ」
杏子「……そ、そう、か?」
仁美「そうですわ。だいたい、本人の前で、本人の話と言うのも、テレくさいではありませんか。
でしょう? 杏子さんには辱めを受けましたが、それでも杏子さんの事キライじゃありません、とか」
杏子「うぁ」
仁美「あう。……我ながら、痴女的でした。魔法少女ならぬ痴法少女」
杏子「ノット痴呆」
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