331:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/05/26(木) 21:46:34.74 ID:KonSKpN3o
仁美「……あら? あら?」
恭子「いやいや、志筑さん、やっぱまだダメだって。即答できない辺り、迷ってるんだよ」
QB「ええぇぇぇえええぇぇぇ」
恭子「どうしたのキュゥべえ、イントロクイズかい?
ねぇ志筑さん、やはり、こういう状況で決めるものじゃないよ。ズルイもの」
仁美「ですが……」
恭子「僕のお腹がちょっと膨らむだけだよ。問題ない。不自由な生活は嫌だけどね。
隠遁生活もきっといいよ。産んだら志筑さん家に丸投げできるし、それからは気軽で。
前から思っていたんだけど、魔法少女になった以上、学校生活との両立は厳しいんだよね」
仁美「でもぉ」
恭子「志筑さんは優しすぎて、善意のつもりで動いてうっかり一生モノのトラウマこしらえそうなタイプだ」
仁美「やけに具体的ですわね……。でも、よいのですか? 命一つ……重いものですわ」
恭子「せっかくだし、やっちゃおっかな☆」
仁美「軽っ! 軽くていらっしゃる!」
恭子「……でもさ、きっとこんな事は、魔法少女の契約と比べたら軽いんだよ。
あらゆる責任は志筑グループが負ってくれるもの。魔法少女は、そうはいかない。
杏子さんみたいに進学もできず、帰る家もなくなっても、それでも戦わなきゃいけない」
仁美「振りまく希望の代償は……全て……己が身に降りかかると」
恭子「迷える内は、迷っておこうよ。相談にも乗るしさ。さ、行こう志筑さん」
仁美「……そうですわ。マミちゃん達が心配です」
タタッ
QB「えええええぇぇぇえええぇぇぇぇぇぇぇ……いつか君が♪ 瞳に灯す♪ 愛の光がチキショーイッ!」
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