439:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/01(水) 21:59:26.28 ID:9KZ0y/zMo
恭子「……私は魔女じゃない」
QB「ま、言葉遊びの範疇だ。言葉そのものが、遊びの範疇だ。
キミ達はよく増殖し、よく食い合うよねぇ。同種の中で。同族の中で。同一人物の中でも」
恭子「僕は、上条恭介に盗って変わろうなどとは、……思っていないよ。
王子は姫を、苦しめたりしないんだ。私は魔女じゃないもの」
QB「キミは息を吐くように嘘をつくから……。おとぎ話の魔女のようにね。
だが、構わないんだよ。いいのさ。ボクはボクの性質を保ち、役割を果たすまでだ。
キミもそうするといい。どのみち、キミの魔法は、何も変えられない」
恭子「私は魔女じゃない」
QB「ボクへ強く干渉した所で、それは些細な問題だ。端末を替えるように、ボクが交換されるだけだからね。
ノルマ達成まで、作業は続く。そして締めるのはボクでなければいけない、という事はない」
恭子「おっ。その考えはいいね。貰ったよ。──そうだ、最後の最後までである必要は、ない。
ラストシーンに……いない物語もあるもの。……人魚姫や……他にも」
上条恭介。その性質は姫君。
救われる側の存在であるがために、清く無力でありつづける。美しく傲慢にして怠惰な姿勢で、眠りながらにしてあらゆる希望を吸い上げる。
上条恭子。その役割は王子。
救う側の存在であるがために、己が救われる事は絶対にない。美しく傲慢にして怠惰な姿勢で、そこに居るだけでどんな運命をも奪い取る。
恭子「姫さえあればよい。姫さえあればよい。姫さえあればよい。王子は姫を、苦しめたりしない。
うん。それでいい。それでいいんだ」
QB「…………」
恭子「キュゥべえ、ありがとう。僕はなんだか揺らいでいたようだよ」
QB「こちらこそ」
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