498:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/09(木) 21:36:35.34 ID:ZIpBNrpVo
〜住宅街
マミ「エリィはね、仁美さんの事、好きみたいなのよね」
さやか「あ、それ判ります。なんかすっごい、なついてますよね」
マミ「なついている、で済ませていいのかしら……」
さやか「エリィちゃんがフラフラの時、あたしもお世話したのになぁ。なんか今ではバカにされてる感が……
も〜、どーして仁美ばっかりモテるかなー! 不公平だぁーっ、不平等だぁーっ」
マミ「……ま、エリィが元気になったのは、いい事だけど。最初は……大変、だったから」
──部屋の隅で、膝を抱えて泣き続けていた
マミ「洗濯機の振動に怯えて……チャイムに錯乱して……全身ひっかきだすし」
さやか「ですよね……マミさんが一番、大変だった」
マミ「(そうよ。大変だったんだもの)」
手足を縛ったのも──やむを得ない事。
それに、泣き叫ぶのを止めるために、口を────
さやか「エリィちゃん、元気になってくれてホントよかったですね!」
マミ「そ、そうね。そういえば最近ね、なんだか、昔の事を思い出しかけてる感じもするの」
さやか「わ、すごい! エリィちゃん偉いなあ!」
マミ「(……はたして喜ぶべき事かしら……)
さやか「自分の家の事とか、思い出せますかねー。ほら、やっぱ親って、大事なものだし……」
マミ「そうね、でもまだ、ハッキリとは……(さやかさんに説明したって、しょうがないわよね)」
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